大阪府箕面市出身。ジャズピアニスト、即興演奏家、作曲/編曲家、教育者、ヴィジュアルアーティスト、コミュニティ実践者。
ビバップおよびストレートアヘッド・ジャズを基盤としながらも、「Genre Bending(ジャンルを超える)」と 称される柔軟で多彩な演奏スタイルで、国際的な観客を魅了するピアニスト。ブラック・アメリカン・ミュー ジックの文脈に根ざしつつ、リズム、感情、瞬間性を重視した表現で、独自の音楽世界を築いている。
幼少期より音楽・芸術・ファッションに囲まれた環境で育ち、父親の転勤によりシンガポールで長く過ごす。東南アジアの多文化的な環境の中で育まれた感性は、現在の多層的な表現の礎となっている。音楽好きの兄の影響で様々な音楽に親しみ、ブラスバンドでの打楽器担当やロックバンドを経て、即興性の高い音楽へと傾倒すると同時に、ソウルやファンク、モータウン、ブルースなどを聴きはじめた。
バークリー音楽院でジャズを学んだ後、1994年にニューヨークへ渡り、現地の多様な音楽シーンで活動。 2002年よりシンガポールを拠点とし、演奏・教育・コミュニティ形成の分野で広く活動。ライブハウス「Blu Jaz Cafe」におけるライブミュージックの立ち上げや、非営利団体 We Love Jazz SG の創設を通じて、地域のジャズ 環境の発展に大きく寄与した。コミュニティ型即興ワークショップ「Jungle Jam」も長年にわたり主催し、ジャンルや経験を超えた音楽交流の場を創出した。
2019年にはInternational Jazz Day関連の活動が評価され、Herbie Hancock Institute of JazzおよびUNESCOによりメ ルボルンでのGlobal Host Celebrationに招聘される。
2018年以降はビジュアルアートにも表現領域を拡張し、内面的な感情や思考を作品として展開。
2022年にシンガポールを離れ、EB-1(芸術分野における卓越能力者)としてアメリカ永住権を取得し、日本で の活動期間を経て、2024年にアメリカ・ミシガン州デトロイトへ拠点を移す。現在はWendell Harrisonをはじめ とする現地の著名ミュージシャンとの共演や、デトロイト・ジャズ・フェスティバル関連公演、各種フェスティ バル出演・ワークショップ講師として活動。Michigan State University Community Music School Detroit(CMSD) にて指導にも携わる。
また、デトロイトにてマネジメントおよびレーベル機能を担う Double Strut LLC を立ち上げ、即興デュオ Junk Jazz としてアルバム『High!』をリリース。ミュージシャンがプレゼンテーションを行う以前のプロセスに焦点を当てたシリーズ「Ayaschool」や、誰でも参加可能なブラジル音楽愛好家のためのプラットフォーム「Brazilian Music Study Club Detroit」等を主宰し、音楽のプロセスや即興性に焦点を当てた実践の場を継続的に展開している。
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